추억의 영화--
웨스트사이드 스토리
↑「웨스트사이드 스토리(ウエストサイド物語, Westside Story, 1961)」予告編 (Trailer)
ウエストサイド物語 1961・美 | |
(レナード・バーンスタイン) (ナタリー・ウッド) (リチャード・ベイマー) (ジョージ・チャキリス) ラス・タンブリン |
物語 ニューヨークのスラム街で二つの不良少年グループが対立していた。リフ(ラス・タンブリン)率いる白人系不良グループ、ジェット団と、ベルナルド(ジョージ・チャキリス)率いるプエルト・リコ系の不良グループシャーク団である。 ダンスパーティが開かれ、トニー(リチャード・ベイマー)とマリア(ナタリー・ウッド)はひと目で恋に落ちた。しかし、トニーはリフの親友、マリアはベルナルドの妹であれば、この恋が成就するのは困難だ。 トニーはマリアのために二つのグループの間に入り、対立を解かせようとした。しかし逆に激突に巻き込まれ、リフがベルナルドに刺し殺された時、トニーは発作的にベルナルドを殺してしまう。 トニーは逃げた。ベルナルドの情婦アニタ(リタ・モレノ)は、二人の強い愛に打たれ、自らの恨みを忘れて連絡係りを引き受けるが、ジェット団にさんざんいたぶられ、ののしられた末怒りの余り、マリアは仲間に殺されたと嘘をいう。 それを聞き絶望したトニーは叫びながら、街へ飛び出した。マリアがトニーを探して駆けつけたその時、シャーク団の放った一発の銃弾がトニーを貫いた。 トニーの死体の周りに双方の少年が集まってきた。「触らないで!」マリアはトニーを抱きしめるのだった。 |
映画館主から 「ロミオとジュリエット」に題材を得て、人種問題や、貧困問題を盛り込みながら、ニューヨークのスラム街を舞台に繰り広げるミュージカル大作。私が観たのは高校2年生の時でした。斬新で、エネルギッシュなダンスと二人のロマンスに陶酔してしまい、ナタリー・ウッドがいっぺんに好きになりました。 映画の冒頭、ニューヨークの摩天楼の空からの俯瞰から一転、スラム街の片隅でバスケットボールに興ずる少年達へ、そこから二つのグループの少年達が街へ繰り出していくプロローグが出色です。そこだけで、状況を理解してしまいます。 この映画によって、ミュージカルがスタジオから街へ出たといわれました。ロバート・ワイズはこの後「サウンド・オブ・ミュージック」を製作し、今度は街から草原へ、山へと登っていくことになります。 アニタ役のリタ・モレノが熱演によりアカデミー助演女優賞を得ました。当時、日本で人気がでたジョージ・チャキリスも助演男優賞。その他、作品、監督、撮影、美術、音楽、音響、編集、衣裳デザインとアカデミー賞を10個獲得しました。 私が高校3年生の時、ニューヨークへ行く機会がありました。スラム街の裏寂れたビルの鉄の階段を車の中から見上げて感慨に浸ったのを思い出します。 参考文献:「映画辞典」 京恵出版 |
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@ 2012/10/12 09:43
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